三ヶ日も過ぎてしまいましたがまだまだ2020年を振り返っていきます。
これをやる理由としてはアルバムに入ってない単発リリースの曲だったりEPだったりで好きなものがいくつかあったからです。
ちなみにアルバム15選とは被らないように選曲しました。
これまた順不同です。
1. Gezan - 東京
GW頃の引きこもり期間にネット麻雀をしながらよく聴いてました。アルバムもこの曲の為に流れを作ってるのかな?と感じる程。コロナの時世と曲がマッチしてたと思います。
2. Minchanbaby - 星をみるひと
好きなラッパーなので2020年も精力的にリリースしてくれて嬉しいですね。これはジャケもリリックのモチーフもアレ物語ですね。
3. Lyrical School - Last Summer
リリスクの夏曲ってアゲるものが多かったけど、この曲は夏の休日の気怠さが大変良く表現されていて1番好きかも。
4. Amnesia Scanner - AS Acá (feat. Lalita)
PANらしいリリース。フィンランド出身の2人組で今はベルリンを中心に活動してるAmnesia Scannerの2ndアルバムより。インダストリアルだけどポップミュージックとしての聴きやすさは損なわれていない。ジャケはキモい。
5. Darkstar - Jam
Darkstarの5年ぶりのアルバムより。テンポダウンした2ステップ。単純にメロディが良いのと深く響くシンセの音が好きでよく聴いていました。
6. Nah Eeto, Sumgii - Wanawake
ダブステップ色の強いレーベルであるSwamp81からリリースされたUKヒップホップ 。Nah Eetoはケニア出身のフィメールラッパーで英語とスワヒリ語を行き来するラップが特徴。トラックはロンドン・ブリストルで活躍するトラックメイカーのSumgii。
7. Bearcubs - Shining
2ステップの感じとか、音色の使い方、ボーカルのチョップやピッチの上げ方とかどれも好きな感じです。ただ2010年代初期のあの感じより暗さが削られた感じ。
8. The Bionaut - Aquamarine
今年のリリースではないんだけどリイシュー枠ってことで。 90年代のドイツ人プロデューサーによるトランス。2020年代に聴くといかにもって感じで古さが際立ちますが逆にそれが良いっていうか…。ジャケの白イルカがかわいいね…。
9. Campanella - Next Phase
カンパネラのラップはいつだって最高。なんとなくUKベースミュージックっぽいトラックが好みです。
10. Tame Impala - Is It True
アルバムが多彩なジャンルをアウトプットしたような作品で飽きることなくよく聴いていたんだけど、結局FIFA21で聴きすぎてこの曲しか思い出せない。いやでも良い曲です。
11. 青葉市子 - Dawn in the Adan
このアルバムはキャリアハイでは?と思うくらい良かった。そんなアルバムの終盤にハイライト的に入ってるこの曲が一番のお気に入りでした。
12. 鴨田潤, 寺尾紗穂 - わらって.net
鴨田潤が7年前にLyrical Schoolに提供した曲のセルフカバー。ボーカルは寺尾紗穂だからセルフカバーって感じでもないんだけど…。懐かしくてよく聴いてた。"更新してやるぜインターネット"の歌詞が好きです。
13. 伊藤美来 - BEAM YOU
声優のエレクトロ路線のポップスはこういうのでいいんだよ。
14. A/T/O/S - braindamage
ベルギー出身デュオの3年ぶり?のアルバムから。感触的にはトリップホップのそれに近くて、ブリストルの風が吹きまくっています。ボーカルがソウルミュージック寄りなのも聴きやすいポイントかもしれません。
15. MELLOW MELLOW - メインストリートは朝7時
"最高傑作"のカップリング曲。緊急事態宣言開けの"最高傑作"リリースイベント in 南大沢アウトレットで初めて聴いて間奏の"太陽は僕の敵"サンプリングでアガり、それ以来よく聴いてました。
16. OLD Jr. - Ghost
リリスクへの楽曲提供でもお馴染みアナの大久保氏によるソロプロジェクト。所謂ポスト・渋谷系と言われていたようなジャンルに近いです。本楽曲はよれたビートが好きです。
17. 君島大空 - 火傷に雨
君島大空くんのリリースは本当にハズレがないね…。今年やってた七尾旅人とのコラボ配信(?)で元々歌よりギタープレイを優先したかったと言っていたのが印象的。その割にめちゃくちゃ良いメロディ作るよな…と。この曲のサビ前・サビのボーカルの譜割りが本当に好きです。
18. Kamui - Tetsuo
Kamuiの自分に言い聞かせるようなポジティブなリリックは毎回食らいます。"YANDEL CITYが俺のルーツ"も食らった。
Kamuiのアイマス実況動画は今年一笑ったと思います。
19. Four Tet - Baby
Four Tetなんか今年めちゃくちゃリリースしてたような印象だけど、なんだかんだで歌物ハウス然としてるこの曲が一番好きです。
20. 坂本慎太郎 - ツバメの季節に
坂本慎太郎の今年のリリースも全部好きだったけど、やっぱりコロナの時世に合ったこの曲が気分的に一番刺さったかな〜。
21. Mom - アンチタイムトラベル
リリスクとの対バンで知ったアーティスト。もっとポップ寄りなのかなと思ってたけどトラックはヒップホップからの影響をバシバシ受けてて歌詞も毒づいてたりするのがよかったと思います。
22. JNKMN - ONE DAY
出所して以降のJNKMNって感じの1stアルバムでよかった。この曲はトラックが渋くて好きです。
23. Young Coco - Space!!!・:*+.\ ( (°ω°) ) / .:+
Young Cocoも今年のリリース全部良かったですね。日本でも定着したトラップのビートに乗るのがマジで上手いと思います。この曲もリリックがずっとポジティブなのが良い。 ちなみにリリスクhimeちゃんもヤングココはずっと好きって言ってました。
24. The Avalanches - Wherever You Go(feat. Jamie xx, Neneh Cherry, CLYPSO)
正直アルバムはこれアヴァランチーズでやる必要ある?って感じで個人的にそこまで好みではなかったです。この曲もJamie xxの色が強すぎると思いますがJamieの大ファンなので好きです。
25. Steve Specek - African Dream
音数の多すぎないスローなテンポのブロークンビートに乗るソウル調のボーカル、私の大好物です。ちなみにこのアルバムはほとんどiPhoneとiPadのみで作られたらしいです。今の技術ってすごいね〜!
26. Kahn, Neek - Random Lab
Kahn君とNeek君は変わらないね…。
所謂ポスト・ダブステップと呼ばれるムーヴメント以降もアンダーグラウンドなマナーを守り続けている二人組。
27. Frankie Knuckles - Carefree(I Am A Star)
ハウス・レジェンドの死から6年、ニューシングルが聴けるだけでもう言うことないです。D.J. International Recordsのハウスコンピレーションに封入された一曲。
28. Pinch - All Man Got(feat. Trim)
Pinchの13年ぶり(!)のアルバムより。こちらもグライムの大ベテランであるTrimとのコラボ。Killa Pとのコラボ曲もリズムが変わってて良かったけど、個人的にはこっちかな〜。Trimの声カッコよすぎてズルいな〜〜といつも思います。
そういえば数年前にベースミュージックでなぜか流行った三連符のキックって今でも流行ってるんですかね?
29. SUSHIBOYS - 必要ない
コロナ前に行った最後のライブがリリスク・フィロのス・SUSHIBOYSの3マンでした。この曲は今年休職とかした自分になんかリリックが刺さってよく聴いてました。"私はこの世に必要だろうか〜"のあたりのリリックとか、まあありがちといえばそうなんですが、気に入ってます。
30. 銀杏BOYZ - GOD SAVE THE わーるど
ドラムマシンのような4つ打ちのリズム、古臭いシンセサイザーの音色、グッドメロディー。
31. YDIZZY, Blaise - Hu$
BlaiseはゲームのフェイバリットにFIFAを挙げていたので本当に信頼できるラッパーだと思います。
32. Burial - Chemz
ここまでレイヴミュージックに振ると思わなかったけどブリアル、いや、ベリアルの近年の作品では一番好きかもしれません。ピッチを上げたボーカルのサンプルとか正にって感じで最高。
33. Elle Teresa - poppin'
星のカービィネタでアガります。おっさんなので。ジャケもかわいいね…。
34. 曽我部恵一 - どっか
アルバムを初めて聴いた時この曲だけなんか聴いたことあるな〜と思ったんですけど、Eテレのシャキーンで歌ってた曲だったんですね。アコギ一本で歌い上げる曲とか普段そんな聴かないけどこれはめちゃ好きでした。
35. Shackleton, Wacław Zimpel - Primal Forms
Shackletonとポーランドのエレクトロニックミュージシャン、Wacław Zimpelのコラボ作品。Wacław Zimpelはクラリネット奏者でもあるようで、その辺りの音もふんだんに(ダブ・エフェクトまみれで)使われています。
36. Kensei Ogata - Reach You
氏の作品は本当にどれも好きなんだけど、ニューアルバムではこれが単純に一番メロディが好みでした。サビでギターをかき鳴らす感じとか、ギターソロの音とか、どれもどストライクです。
37. 早見沙織 - yoso
自分の周りではみんな絶賛しており(大変良い曲なので当然の反応であるが)、例に漏れずよく聴いた。曲調の割にドラムの手数が多く、かつ工夫のあるリズムが心地良い。
38. The Orb - Ital Orb - Too Blessed To Be Stressed Mix
The Orbのこのリリースも傑作だった。レイヴっぽい曲もあったんだけどレゲエ直系のダブ・テクノがやっぱり好きなんすよ…。ピアニカの音も大変良いよね。
39. NENE - 山彦
アンビエントっぽいトラックは元スーパーカーのナカコーによるもの。"夢太郎"リリイベの時のこの曲のパフォーマンスがめちゃくちゃカッコ良かった。
40. Jon Collin, Demdike Stare - Sketches of Everything Part 1
アンビエント・ドローン・エレクトロニカみたいな作品は今年これくらいしか聞かなかったかな…。23分あるけどそこまでミニマルな構成にはならず、音像や展開が形を変え続けるので飽きることなく聴けた。
41. 寺嶋由芙 - あたらしいわたし
10月頃にピューロランドで開催されたSpooky Pumpkinで聴いてめちゃ良い曲じゃん!となってたまに聴いてました。ポムポムプリンと楽しそうに踊るパフォーマンスも大変よかった。
42. Vladislav Delay, Sly Dunbar, Robbie Shakespeare - (521)
スライ&ロビーのパーカッションにインダストリアルな上物がダブエフェクト全開で乗ってます。最高です。感覚的にはマーク・スチュワートの諸作に似てるので大好物です。
43. 寺尾紗穂 - 記憶
ピアノだけの弾き語り曲かな?と思いきや途中からシンセとタブラの音色が入ってきます。どれも優しい音でめちゃくちゃ癒されてました。
44. kZm - TEENAGE VIBE(feat. Tohji)
Bloc PartyネタでTEENAGE VIBEって名前の曲やるの直撃世代としてはズルくない?って感じです。
45. Romare - The River
ベッドルーム寄りになったアルバムの狙いとしては不本意かもしれないけど、一番ハウス然としているこの曲が気に入ってます。
46. Natalie Slade - Sunday Morning
オーストラリアのシンガーのアルバムより。Egloからのリリース。この曲はアルバム中でもダウンテンポな印象です。伸びの良いボーカルが一番映えてるかなと思いました。
47. Menace無 - Doctor Fish
個人的には今一番リリースが楽しみなフィメールラッパー。Kamui主催のMUDOLLY RANGERSのメンバーでもあります。MVもイケてた。
Kamuiとホラーゲーム実況する動画も好きです。
48. 田我流 - 3rd TIME
30代が目の前に来てサラリーマンをそこそこの年数やってると田我流が本当に染みます。トラックはKM。
ちなみにジャケットやMVで田我流が着用してるマウンテンパーカーはsouth2 west8のものです。かっこいいね。
49. XakiMichele - BUKKOWASU
福島出身のラッパーなので密かに応援しています。声質もフロウも独特なので客演として出ても存在感あるなと思います。この曲は連打されるキックがかっけえ〜。
50. 上田麗奈 - リテラチュア
この曲については近況にて感想を書いているので見てみてね。いや、私の感想なんでどうでもいいのでMVを見てほしい。